2016/08/04

さすがに、ここまで齧ってそれ以上は我慢したモモンガ


数週間前から実験の出番を待つモモンガが、自分の巣(巣箱)を、入り口の部分からかじり始めた。

私は「そんなことをしたら自分の巣が壊れちゃうぞ」と優しく忠告してやったのだけれどいっこうにやめる気配がない。

これまでの私の経験だと、少なくともリス類は、自分の行為と、それが引き起こす結果とを十分結び付けて解釈することができないことが多く、「モモンガも、これはもう最後まで行くな(つまり巣箱を、一番下の部分が崩れるまでかじり続けるだろうな)」と思っていた。

ところがだ。
上の写真の状態までかじったところで、モモンガは、かじるのをピタッとやめたのだ。巣が何とか機能を保つ最後のところでかじるのをやめたのだ。

私は感心した。
モモンガが、自分の行為の意味が分かってやめたのかどうかは率直に言って科学的にはわからない。

でも私にはモモンガが「そうか、こんなこと続けているとオレの巣が壊れちゃうのか」・・・・みたいな認識を持った、という可能性が高い気がしている。

こういうのを親バカというのだろうか。

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